2017年09月25日
キリスト教式の葬儀の参列するときは
日本では、ほとんどが仏教式のスタイルが占めているとも言われています。約9割とも言われていますので残りの少数派で神式やキリスト教式といった式のスタイルもあります。もし、身内や親しい友人がキリスト教式で葬儀を執り行うという知らせを受けた場合には、作法が異なり、悩むこともあるかもしれません。
勿論、宗教によってマナーも式の流れも異なってきます。葬式に参列する時には相手の宗教が何かを把握したうえで参列しないと恥をかくこともあるかもしれません。知らないからといってマナー違反にならないように最低限のマナーを知っておく必要があります。
ただ一つ同じなのは人の死に対して厳かな気持ちであることと深い悲しみがあるということはどの宗教においても同じです。宗派は数多く別れています。主にカトリック系とプロテスタント系に分かれています。権威主義であるカトリック系では、伝統的な儀式に対してとても厳格と言えます。
一般大衆寄りのプロテスタントでは、比較的柔軟で自由な葬儀というのが一般的な特徴です。神様のもとに召されることであり、永遠の安らぎを得られる幸せなことという考えです。そのため、仏教徒は違い、お悔やみや悲しみといった言葉は必要がありません。
また、仏式では遺体や御霊前に、手を合わせて拝みますが、この行為もタブーとされています。カトリックでは通夜の祈り、プロテスタントでは前夜祭として、教会、自宅などで、式が執り行われます。また、仏教のような通夜ぶるまいという飲食の習慣もありません。
葬儀にお香をたくという文化もありません。ですので香典もありません。しかしその代わりに、御花料としてお金を包むのが一般的です。その他にもマナーが様々あるので、もし参列する場合には事前に調べてから臨むようにしましょう。
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