近年日本では規模の小さな葬儀が主流となりつつあり、そうなれば喪主を決めればあとは遺族で簡単に分担して葬式を執り行うことになります。しかし一般葬で規模が大きな場合には葬儀委員を必要とすることも多く、葬儀をサポートする重要な存在となっています。
そんな委員をまとめる重要な役割を担っているのが葬儀委員長であり、最高責任者と考えておくべきです。近年の葬式は業者に依頼するケースが大半であり、委員や委員長の役割は業者のスタッフが行うのであまり馴染みがない人も多いのではないでしょうか。
しかし社葬や昔ながらの地域で執り行う葬式の場合には、委員や委員長を必要とすることもあります。委員長は特に、式の進行の中心として果たす役割も多くなり当日は喪主以上に重要な存在になるシーンも多いです。進行予定表を用い、予定時間内で終わらせることも意識しなくてはならないので、進行予定表を作るためにと事前に会場の下見をしリハーサルをしておくことも必要になってきます。
葬式を執り行った経験が豊富にあり場慣れしている人を委員長に指定する方により、葬式を円滑に進めていくことが可能となります。委員一人ひとりが優秀でも、支持係となりまとめる役割でもある委員長がイマイチでは、まとまりがなくスムーズに進行しないので気をつけましょう。