春分の日と秋分の日を中日とし、前後七日間を彼岸と呼んでおり、この時期は一般的には、御墓参りをしたりお寺の法要に参加して、故人や先祖の供養をします。四十九日後初めて迎えるものを、初彼岸と呼びますが、特別なことはせずお墓参りをする程度ということが多いです。
もちろん地域の風習やしきたりなど、異なる点もあるので事前に調べておくようにしましょう。身近な人が亡くなったとなれば、葬儀を執り行うことになりますが、人はいつ亡くなるかわからないことであり、お彼岸のタイミングと被ってしまうケースもあります。
その際には執り行って良いかで悩みがちですが、関東や関西といった地域に問わず悲願の時期に葬儀を執り行っても問題ではありません。ですが、お彼岸の時期となれば僧侶も忙しいタイミングとなるので、予約でいっぱいで対応が難しくなってしまうこともあります。そうならないためにも、事前にいくつかめぼしい依頼先を見つけておくことも大切ではないでしょうか。葬儀を執り行うとなれば、ある程度の時間も準備も必要となり、金銭面の負担も大きいので、事前によく考えお彼岸のタイミングでも問題がないと感じた場合にのみ、執り行うのも一つの手段といえます。