葬儀を挙げるのにかかる費用の平均は、約120万円だと言われています。この金額の内訳はいったいどのようになっているのか知りたいという人のために、その内訳を紹介するので参考にしてください。葬儀費用は大きく3つに分類することができます。
儀式の費用と接待の費用、そして宗教者へのお礼です。儀式の費用の中には会場として使用されるセレモニーホールの使用料金や、祭壇や遺影といった会場を整えるための費用、火葬料などが含まれています。儀式の費用が占める割合が最も大きく、総額の50パーセントから60パーセントになります。
次に接待の費用に関しては、通夜ぶるまいなどの飲食代や香典の返礼品などがこの中に含まれます。この金額は総額の20パーセントから30パーセントになり、参列者の数が多くなればこの金額も増えることになります。そして最後に宗教者へのお礼に関してですが、読経やお布施、お車代が含まれます。この金額は総額の20パーセントから30パーセントにあたりますが、葬儀会社に支払う料金の中には一般的に含まれていません。喪主から宗教者に直接渡すことになりますが、いくら包めば良いのかわからない場合は目安となる金額を尋ねることもできます。