2018年08月25日
寝台車の基礎知識と霊柩車との相違点
寝台車と言いますのは 人間が医療施設で亡くなられた場合、遺体は家へと連れて帰るか、葬儀を実施する会場に運ぶ必要があります。ファミリーが自家用車で運搬することも可能ですが、現実的には葬儀会社や搬送業者に依頼するケースが基本です。
業者が遺体搬送に利用するのが寝台車になります。通常の場合、医療施設では納棺を行わないので、医療施設より自宅もしくは会場へ搬送するケースでは、ストレッチャーもしくは担架などに乗せた状況の中で運びます。寝台車に関しては、ストレッチャーなどが固定可能になっており、遺体を棺へと納めなくても搬送可能です。
業者が搬送する場合営業行為となるので、寝台車につきましては貨物自動車運送事業法を踏まえて緑ナンバーを取る必要があります。寝台車及び霊柩車の相違についてですが、 運ぶ車としましては他にも霊柩車がありますが、これに関しては葬儀会場より火葬場へと運ぶための自動車になります。
従前は装飾を行なった宮型の車が非常に多く見られました。しかしながら、ここへ来てそのような種類は減っており、黒や紺といったバン型のものがメインになっていることから、霊柩車と寝台車に昔ほどの差はなくなっています。
Blog Menu
新着エントリー