葬儀あるいは葬式ですが、死者を弔う厳粛な儀式となっています。葬式ですが、大抵は火葬によって死者を埋葬するようになっていますが、土葬等を行う国や宗教が存在しています。御遺体を土葬する流儀を採用しているのは、ムハンマドという商人が創始した回教(イスラム教の漢字圏での呼び名です)、正教会となっています。イスラム教における死亡の概念ですが、これは回教における絶対神であるアラーへの服従と現世からの一時的な別れとなります。
御遺体は復活すると信じられているため、土葬をされる事になっています。回教徒が死亡した翌日には土葬される事になっており、御遺体は同性者が洗浄をしなければならないとされています。正教会では、死亡とは、永眠といわれています。永眠とは、来世に復活を遂げるため、一時的に御遺体が眠りに就く事を意味しており、土葬で弔われる事になっています。
なお、ロシアにおいてはかの有名な指導者とされるレーニンが、生前とほぼ変わらない姿で御遺体が保存されているといわれていますが、これは正教会における永眠の流儀に一致するものと見受けられます。日本のように、火葬を採用している国も在ります。インドネシア等であり、特にバリ島での葬式は、水辺で御遺体を火葬し、そのまま川に流すという流儀を採用しています。
バリ島での葬式ですが、故人が天国へ旅立つまでの間は、遺族等は明るい表情で振る舞うようにしていますが、着る服は黒となっています。