供花は、葬儀のときに故人を供養するためにお悔みの気持ちを込めて斎場に供えられる花のことです。白菊をメインにした生花で、花輪やスタンドなど様々な形のものがあり、葬儀に参列できなかった人や故人と親しくしていた人から贈られます。供花を飾るのは喪主の仕事の一つですが、実際に喪主になると正しい飾り方がわからず、戸惑ってしまう人が多いと言われています。供花を飾るときの基本的なマナーは、故人の近親者から順に、祭壇の中央部分から並べていくことです。
身内に不幸が起きると葬儀を依頼することになりますが、同じ要望でも業者によって提示される費用が大きく異なります。葬儀の費用は内訳を明確にしていない業者も多く、上限や下限の幅を設けることやセット料金などアバウトにするなど不透明です。アバウトな料金設定は問い合わせて詳細を出してもらうようにしないと相手の思うつぼになり、必要以上の金額を負担していることもあります。葬儀は費用が高く状況に応じてローンで資金調達をしないといけないこともありますが、冷静さを失わないように決めないと損をすることになります。
パーティー形式の葬式は、遺族にとって明るい雰囲気で参列者の対応ができるということもあり、様々な斎場で行われる機会が増えています。こうした葬式の準備をする際には、料理の手配の仕方や会場内の花の飾り方について、斎場の担当者ときちんと相談をすることが大切です。また、個々の遺族への対応が優れている葬儀業者においては、パーティー形式の葬式の準備の方法やマナーについて、初回に分かりやすく説明をしてくれるところも多くあるため、時間をかけて業者探しをすることがおすすめです。
葬儀委員長は、葬儀を取り仕切る葬儀委員をまとめる最高責任者のことです。近年では、式の取り仕切りを葬儀社が行うことが多く、その場合その会社のスタッフである司会者が、式の流れを進行し、その後、喪主が弔問客へのお礼や個人の略歴、思い出話などをする流れとなります。このような流れの場合は、あえて委員長を選出することはありません。しかし、主催者が、企業などの場合は、委員長が建てられます。その役割は、故人をしのぶスピーチなどの重要な役割を果たします。